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行動の機能分析

応用行動分析では、かんしゃくなど問題となる行動は、本人にとって、何らかの意味(「機能」)があると考えます。
その「機能」を知り、より適切な同じ「機能」を持つ行動に置き換えていくことが必要です。

行動の機能を知るために、ABC分析を行います。
ABCは「先行事象」などそれぞれの頭文字です。

ABC分析


他人の行動を直接変えることは困難です。
問題となる行動が起こりにくいように「行動の先行事象」を調整するか、「行動の結果」を変えるかによって、「問題となる行動」を減らし、同じ機能を持つ「より適切な行動」(代替行動)に置き換える必要があります。


「思い込み」や「決めつけ」ではなく、
情報を収集し、客観性を持って、どのような行動の機能であるかの仮説を立てます。

仮説が正しく、「行動の先行事象」を調整しつつ、「行動の結果」を変えることで本人の望む結果(機能)が得られない場合には、「問題となる行動」は減ってはずです。

同時に、同じ機能を持つ「より適切な行動」をすることにより、本人の望む結果(機能)が得られる場合、行動は置き換わっていきます。


 



行動の機能を分析し、適切に対応すれば、いわゆる問題行動は、必ず改善します。
対応が早ければ早いほど、問題行動を消去し、より適切な行動に置き換えることが容易です。
お困りの行動が減ることにより、日常生活はかなり楽になります。

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