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スペクトラム症とは

「スペクトラム」とは「連続体」と訳されることが多いです。
虹の7色が次第に少しずつ変化していく様子を「スペクトラム」と言ったりします。

自閉スペクトラム症の特性は、「ない」と「強い」を両端として連続する一つの線があり、その線上のどこかに、そのひとの特性は位置します。

程度や頻度が著しい場合に、「特性が強い」という判断になります。
例えば、男の子であれば、ミニカーや電車のおもちゃを並べることがあります。どの子どももすることですが、並べる順番に強いこだわりがあり、他のひとが並びを変えるとすぐに自分の並べ方に戻す、もしくは、そればかりやっているとなれば、特性が強いと考えます。
また、スーパーでお菓子やおもちゃを買って欲しくて、子どもが泣くことはありますが、自分の思い通りにしたくて、1日何回も、長時間泣き叫ぶような場合、「かんしゃく」と言い、特性が強いと考えます。
特性の現れ方は様々です。どのような特性が強いかは、子どもにより違います。

 

インターネットで調べて、自閉スペクトラム症の診断に当てはまるかの判断に迷われる大きな理由は、「スペクトラム」障害であるためかもしれません。

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