一歩、踏み出してみませんか
クリニックに行くことについて、いろいろな思いがあることでしょう。
「発達障害というレッテルを子どもに貼ることにならないか」、「周りの人たちから、変な目で見られるのではないか」、「受診することでいじめられたりしないか」など。
また、「発達障害は薬で治るものではないのに」という気持ちもあるかもしれません。
発達の特性を知ることは、持って生まれた能力を最大限に発揮し、お子さんらしく生きるための出発点と考えています。
発達障害のお子さんは、容姿的に、他の子どもたちと異なる特徴がありません。
そのため、「なぜできないの」、「何度言わせるの」や「努力が足りない」など、注意されたり、叱られたりすることが増えてしまいます。
その結果、自信を失ったり、ありのままの自分を受け入れることが難しくなったりします。
お母さん、お父さん、園や学校の先生など、関わる大人たちが、お子さんの発達上の特性を理解し、適切なサポートを行うことにより、お子さん自身が「できた!」という経験をたくさんすることが大切です。
また、かんしゃく、こだわりなど、困った行動があるかもしれません。
応用行動分析(Applied Behavior Analysis)に基づき、一緒に、対応方法を考えていきます。
行動の機能を分析し、適切に対応すれば、いわゆる問題行動は、必ず改善します。
対応が早ければ早いほど、問題行動を消去し、より適切な行動に置き換えることが容易となります。
当クリニックは、完全予約制で、予約料を頂戴いたしますが、しっかりと診療に時間をかけて、お話をお伺いします。
薬は、必要な場合にだけ、最低限のものを処方します。
必要に応じ、園や学校とも連携させていただきます。
本人、お母さんやお父さんの困りごとが減り、また、持って生まれた能力を最大限に発揮し、お子さんらしく生きられるように、共に、発達を支援していきます。
お子さんとお母さん、お父さんを笑顔にしたいと考えています。
一歩、踏み出してみませんか。